スクワレンとは?
スクワレン

水深1,000mほどの深海(100気圧、暗黒、低酸素、低温)の極限で生息する生物・深海鮫の肝臓に含まれている油性物質です。深海ザメの肝臓は身体に比べて大きく、とくに良質のスクワレンが採れるアイザメは体重の4分の1(17~25%)が肝臓なのです。そして肝臓の4分の3(75%)が肝油、その肝油の9割がスクワレンです。肝油には、スクアレンを始め、アルコキシグリセロール、DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸、ビタミンA、D、Eなどの有用成分が多く含まれています。

 

スクワレンに水素を安定化したものがスクワランです。

他の魚類と比べると、鮫は自由に動かせるエラを持ちません。そのため、生まれてから死ぬまで息絶えずにエラに海水を送り込まないと窒息死してしまいます。深海鮫の場合、生存するために最も必要な酸素が、極めて薄い地点で生息しているので、酸素欠乏になってしまうのでは?と考えられます。しかし、それを補って余るのがスクワレンなのです。酸素を全身に運ぶ働きをするスクワレンを大量に保有することによって、酸素の薄い極限の生息地での生存を可能にしているのです。スクワレンは生体内で多量の酸素を取り込んだり、酸素を作るという働きを持っています。

深海鮫の生命力の源であるだけでなく、我ら人間にも重要な働きをしてくれます。人体内でも少量が生合成され、副腎皮質ホルモンや性ホルモンの中間体として重要な役目を果たしています。お肌の曲がり角といわれる頃から、体内のスクワレンが減少します。スクワレンは若さや健康の栄養源で、年齢とともに減少するスクワレンを補給することで肝臓はモリモリと強くなり若さと元気が湧き出ます。

スクワレン

一方、表皮脂質に蓄えられたスクワレンは、皮脂腺から分泌され皮膚表面の保湿に役立っている。

スクワレンは肌への浸透性が抜群に良く毎秒2mmの速さで浸透し潤いを与える為、保湿効果で日焼けによるシミやソバカス、肌荒れから守ります。無色・無臭で伸びもよいことから、主に高級美容液に使用され、肌の保湿剤として、また日焼け防止剤、入浴剤、ケア商品、手荒れ防止手袋などの繊維加工品、エステのマッサージオイルなど、多岐に渡って使用されてきました。

 

ご自宅でも、お風呂上がりに頭髪から足先まで身体全体にスクワランを薄く伸ばして使用すると、頭髪はサラサラとした質感となって枝毛を防ぎ、肌はしっとりとして爽やかで踵(かかと)や肘などの角質は軟らかくなり、快適で健康維持になります。

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